自動車工学【自動車MBD】モデリングツールは次元で3つに分類できる!それぞれの特徴と用途を解説! モデルベース開発(MBD)のツールについて粒度別に分類して特徴を紹介したいと思います。0次元モデルはSimscapeやDymola、1次元モデルはGT-SUITEやAmesim、3次元モデルはSTAR-CCM+やConvergeなどが自動車開発においてよく使用されます。2022.03.31自動車工学
自動車工学【自動車MBD】因果系/非因果系ツールは制御とプラントで使い分け モデルベース開発(MBD)のツールは因果系と非因果系の2つに分けられます。因果系ツールは入力と出力が決まっているタイプであり、コントローラモデルに適しています。一方、非因果系ツールは入力と出力の区別はなく双方向のやり取りになるため、プラントモデルに適しています。2022.03.31自動車工学
自動車工学【自動車工学】トランスミッションの仕組みとモデルベース開発(MBD)への応用 トランスミッションの種類とトルク伝達の理論について伝達ロスがない場合とある場合の2つのパターンで解説したいと思います。次に、モデルベース開発(MBD)への応用として、仕事率[W]をインターフェイスとすることで力学領域と熱領域の複数領域を組み合わせられることを紹介します。2022.03.30自動車工学
エアコン【自動車工学】空調システムのエバポレータ理論 エバポレータの理論について解説します。エバポレータはコンデンサと共通点も多いですが、異なる点もあります。それはエバポレータの仕事は除湿と冷房の両方に使われるため、吸熱した熱量分空気の温度が下げられるわけではないということです。2022.03.28エアコン
自動車工学【自動車MBD】V字プロセスにMBDを適用して開発工数削減 モデルベース開発をV字プロセスに適用することにより、開発工数を大幅に削減することができます。V字プロセスはV字の左側の設計プロセスと右側の検証プロセスの2つに分かれまがMBDを適用すると、V字の左側で設計と検証の両方を実施可能にします。2022.03.27自動車工学
エアコン【自動車工学】空調システムのコンデンサ理論 コンデンサの構造とコンデンサでなぜ冷媒が凝縮されるかを理論的に説明します。まずコンデンサは冷媒が通過する配管に空気が通過するためのフィンがろう付けされた構造を取っています。冷媒が凝縮する理論については、冷媒から空気に放出する熱量と空気が冷媒から受け取る熱量とのエネルギー保存則から導出することができます。2022.03.25エアコン
エアコン【自動車工学】コンプレッサ断熱効率の計算方法と燃費に与える影響 コンプレッサの圧縮について、理論と実際の違いについて解説していきます。理論では理想的な断熱圧縮と仮定することが多いですが、実際は断熱圧縮と等温圧縮の中間的な圧縮であるポリトロープ圧縮をします。断熱圧縮がポリトロープ圧縮に変化することにより、コンプレッサの断熱効率は低下し、動力は増加します。2022.03.23エアコン
エアコン【自動車工学】熱力学・流体力学で学ぶコンプレッサの仕組み コンプレッサ(圧縮機)は冷凍サイクルやヒートポンプサイクルを成立させるために非常に重要な機能を果たしている。その機能は2つあり、1つ目は冷媒を圧縮して高圧・高温の凝縮できる状態にすること。2つ目は冷媒を吐出してサイクル内に冷媒を循環させることである。今回は、簡単のため断熱圧縮を仮定して解説します。2022.03.23エアコン
エアコンエアコン(空調)の原理である冷凍サイクル/ヒートポンプサイクルの仕組みを現役自動車開発エンジニアが解説! エアコン(空調)の原理である冷凍サイクルとヒートポンプサイクルの基礎を説明します。まず、空調は冷媒が液体から気体、気体から液体に状態変化するときの気化熱、凝縮熱を利用しています。サイクルはコンプレッサ、コンデンサ、膨張弁、エバポレータの4つの部品で構成されており、連続的に気化熱が利用できるシステムになっている。2022.03.17エアコン
自動車工学【MBD事例】自動車開発向け電気プラントモデル作成・基礎 電気領域のモデルベース開発(MBD)の基礎について解説します。今回はレジスタンスとキャパシタのモデルを解説し、最後にRC回路でシミュレーションした結果を紹介します。MBDでは容積要素と抵抗要素を組み合わせるだけで簡単なシステムが組めることを説明します。2022.03.15自動車工学