自動車開発エンジニアの転職先を知りたい
自動車業界からの転職先について紹介します
これまではどんなスキルを持った人が自動車業界から求めれているのかを解説してきました。
つまり、自動車業界への転職を希望している人向けの記事です。
しかし、今回はいつもの逆で、自動車業界のエンジニアはどんな業界に転職をしているのかということを紹介していきます!
この記事を読んで得られること
自動車開発エンジニアがどんな業界に転職しているかを把握することで、自分自身が転職するときの参考にすることができます。
私の同期の実体験をご紹介します
私は現役の自動車開発エンジニアです。
自身も3年前に、自動車部品メーカーから完成車メーカーに転職した経歴を持っており、転職に関しては様々な経験をしています。
本記事では、自分の同期のエンジニアが数名転職をしていったので、彼らがどんな業界に転職したのかを実体験でお話ししていきます!
実際に自分の同期が転職した自動車業界からの転職先ランキング
ここからは自動車業界の同期がどのような業界に転職をしていったのかをランキング形式で紹介していきます。
1位:トヨタ・ホンダ・デンソー・豊田自動織機などの自動車業界の競合他社
やはり業界内の転職が多い
最も多かったのは、自動車業界の競合他社です。
具体的な会社名を出すと、完成車メーカーではトヨタ自動車や本田技研工業や日産自動車、部品メーカーではデンソー、豊田自動織機に転職した人が多かったです。
転職の動機は、やはり年収を上げたいからという理由がほとんどでした。また、転職活動自体はみんなスムーズにいった印象があり、活動から1ヶ月以内には内定を貰っていました。
受けている会社も1〜2社程度で内定が出ていましたね。
以上のことからも、同業種の場合は自分のスキルと転職先の企業が要求するスキルが一致しやすく、内定も貰いやすいです。
自動車業界の人はクルマ好きが多い
自動車業界で働いていて感じることは、本当に皆さんクルマが好きなんです。
なので、仮に転職をするときにも自動車開発にずっと携わっていたいと思う人が多く、これが業界内での転職者が大多数の理由だと思います。
2位:SOLIZEや図研モデリングスなどの技術系コンサルタント
次に多かったのは、技術系のコンサルタント会社です。
技術系といっても、自動車メーカーと協業しているコンサルタント会社に転職して、外から各自動車メーカーの抱えている課題を解決するという仕事に就いた同期も数名いました。
その動機は、①元々新卒のときからコンサルタント会社に就職したかった、②自動車メーカーでは得られないような高収入を若いときから得たいという2つの理由に集約されます。
3位:MathWorksやSiemensなどのツールベンダー
3位は、自動車開発のときに活用していた様々な開発ツールのツールベンダー(開発元)です。
例えば、MathWorksやSiemensなどのツールベンダーは自動車開発において非常によく使われるツールを提供しています。MathWorksであればMATLAB/Simulink、SiemensであればSTAR-CCM+やAmesimなどがよく用いられています。
それらのツールベンダーに自動車メーカーから転職していく同期もいました。ツールベンダーへの転職は圧倒的にツールベンダーからのスカウト案件が多いです。
ツールベンダーの弱点として、実際の自動車開発の流れがイメージしにくいという点が挙げられます。ベンダー側が自社のツールが自動車開発にどのように活用されていて、どんな困りごとがあるかを把握できません。
そこで、実開発経験のある人材を採用すれば、より開発に有効なツールが構築できると考え、積極的にスカウトしているのです。
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自動車業界からの転職先をランキング
今回は、いつもと反対に自動車業界のエンジニアがどんな業界に転職をしているのかを、自分の実体験をベースに紹介しました。
自動車業界からの転職先をランキング形式でまとめると以下のようになります。
- トヨタ・ホンダ・デンソー・豊田自動織機などの自動車業界の競合他社
- SOLIZE・図研モデリングスなどの技術系コンサルタント
- MathWorks・Siemensなどのツールベンダー
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