自動車メーカーで働くメリット・デメリット!現役自動車開発エンジニアの視点で紹介!

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自動車業界に転職する前にメリット・デメリットを把握したい

自動車業界のことをよく知ってから転職したい

今働いている業界から別の業界に転職するときって、とても不安ですよね。

希望する業界のメリット・デメリットを知らずに転職して後で後悔するようなことがあってはいけません。しっかりを把握した上で、転職活動の方針を決めていきましょう。

今回は、自動車業界のメリット・デメリットをもっと詳しく知りたいという悩みの参考になる内容となります。

この記事を読んで得られること

自動車業界の詳しいメリット・デメリットを知ることによって、さらに自動車業界に転職したいと思うようになります!

詳細は後述しますが、自動車開発は非常にスケールの大きな仕事で、それを自分の手で開発するということはとてもやりがいのある仕事です!

今回は現役自動車開発エンジニアの目線で紹介します

私は現役の自動車開発エンジニアで、これまで転職を機に完成車メーカーの部品メーカーの両方を経験しています。

今回は、開発者ならではの観点から自動車メーカーで仕事をするメリット・デメリットを語っていきたいと思います!

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自動車メーカーで働くメリット

  • 世界中の人が使う工業製品を開発しているという誇りが持てる!
  • 開発項目が多岐に渡るため、難しいパズルを解くような面白さがある!

世界中の人が使う工業製品を開発しているという誇りが持てる!

開発された自動車は世界中に輸出され、様々な人に利用してもらうことができます。そのため、自分が開発したクルマで世界中の人々の生活を豊かにしているというやりがいを感じることができます!

自動車というのは、単なる個人の移動手段という役割だけではありません。移動中の空間も人の生活を豊かなものにします。

クルマってすべての席が前に向いていて、座ったときにお互い目線が合わないですよね?あの独特な空間って普段なら言いにくいこと言いやすくないですか?

そのように、クルマには移動手段だけではなく、家とは違う特別な空間を人々に与えるという側面もありますよ

開発項目が多岐に渡るため、難しいパズルを解くような面白さがある!

自動車の開発は様々なお互いに背反する性能を同時にクリアしなければなりません。まるで難しいパズルを完成させていくようなイメージです!

例えば、自動車開発は走行性能(最高速性能、加速度性能、登坂性能)、燃費・電費性能(エンジンやバッテリ)、信頼性能(各部品の熱マネジメント)、快適性能(空調や振動やノイズ)、衝突安全性能などの領域の異なる複数性能を同時に設計していきます。

そのときに、互いに背反の関係にある性能が必ず出てきます。走行性能と燃費性能はまさしく背反していますよね。ガソリン消費量を増やせば、走行性能は向上しますが燃費性能は低下します。それを避けるために車両の重量を減らせば、衝突安全性能が低下するようなイメージです。

以上のように、局所的な視点だけはなく、全体を俯瞰して車両という大規模システムを全体最適できる考え方が求められます。難しいことを考えるのが好きな方にとって、自動車メーカーはうってつけの職業ですよ!

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自動車メーカーで働くデメリット

  • 完全週休二日制で祝日が休みにならない
  • 開発部署が多く、自分の希望部署に配属されない可能性が高い

完全週休二日制で祝日が休みにならない

これは自分が自動車メーカーに就職するまで知らずに、入社してから絶望しました(笑)。

自動車メーカーは完全週休二日制です。GW、お盆、年末年始の年3回の大型連休を除いて、それ以外の祝日はすべて仕事です・・・

最初は、なんで国民の休日の祝日にわざわざ有休を使って休まないといけないんだ・・・とよく文句を言っていました。

しかし、これは大きな問題ではありません!なぜなら、すぐに慣れるからです(笑)

いつの間にか祝日という存在が頭の中からなくなっていきます。そして、いつもの電車に乗ろうとすると、休日ダイヤになっていることをすっかり忘れて乗り過ごすという経験を必ずします(笑)!

その代わり、年3回の長期連休は9〜10連休くらいはあるので、時間を持て余す程休めますよ!

開発部署が多く、自分の希望部署に配属されない可能性が高い

自動車開発は非常に多くの部署に分かれて行われています。そのため、自分の希望する部署に配属されないケースが多いです。

私も新卒のときに、希望していた部署への配属が叶わず当時はショックを受けた記憶があります。

これは転職の際も気を付けるべきポイントです!

例えば、電気自動車のモータ開発という求人にあったとしても、モータのどの部分の開発なのか、どの工程の開発なのかをしっかり把握しておかなければいけません。

モータのトルク特性向上のための開発なのか、熱マネジメントのためのハウジング設計なのかで、同じモータ開発でも要求されるスキルや知識はまったく異なるからです。

さらに、先行開発としての位置付けなのか量産開発としての位置づけなのかによっても変わります。先行開発であれば、じっくり腰を据えて大学や研究所などと共同研究をできますが、量産開発の場合は基本的に厳しい納期に追われてテキパキと仕事をこなしていく必要があるからです。

転職後の業務内容の詳細については、転職エージェントを上手く活用して、担当エージェントに依頼しましょう!個人ではなかなか交渉しづらいことも転職のプロであるエージェントが折衝してくれますよ。

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まとめ

自動車開発はメリットのほうが大きい!とてもやりがいのある仕事!

これは私の個人的な意見ですが、自動車メーカーで開発の仕事をすることはデメリット以上にメリットのほうが大きいと感じています。

特に、これからの時代は電動化や自動化が必至であり、開発はこれまでと比べ物にならないくらい複雑さを増しています。

このような難しい問題に取り組むのが好きな方、得意な方はきっと自動車メーカーに転職してよかったと感じると思います!

完全週休二日制については、すぐに慣れるので心配する必要はありません!(笑)

リクルートエージェントは業界最大手の転職エージェント

私もリクルートエージェントで転職に成功しています。

やはり業界最大手だけあり、非常に手厚いサポートを受けることができ、初めての転職活動でしたがたった3週間で内定をゲットすることができました!

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