転職の志望動機が上手く考えられない・・・

志望動機は転職で必須の質問事項
志望動機は書類選考や面接で必ず聞かれる重要な質問事項です。しかし、考えれば考えるほど書き方がわからなくなってきますよね。
今回は、そのような悩みに参考になる記事を用意しました。
この記事で得られること
今回の記事を読むことによって、ライバルに差を付ける志望動機の書き方がわかるようになります。
私自身も転職経歴があり、志望動機を徹底的に作り込みました
私は現役の自動車開発エンジニアであり、3年前に自動車部品メーカーから完成車メーカーに転職をした経歴があります。


当時は、私も志望動機の書き方に相当悩みましたが、下記で説明する方法を意識することによって書き方の型が理解できるようになりました。
この型に沿って志望動機を書くことによって、誰でも質の高い志望動機が書けるようになりますよ。
志望動機はCan-Must-Willを意識するとアピール力が増す!

- Can-Must-Willの3つが重なっていることをアピールする
- Canは自分が現在持っているスキル
- Mustは会社がこれからしなければならないこと
- Willは自分が将来成し遂げたいこと
Can-Must-Willが重なる部分を志望動機にする

ライバルを差を付ける志望動機を書くためには、上の図のCan-Must-Willの3つの円がすべて重なった部分を狙う必要があります。
この3つの円の図はビジネスにおける目標設定でよく用いられます。
それぞれの円の詳細については後述するのでここでは省略しますが、志望動機を書くときには常に3つの円が重なっているかどうかを意識してください。
Canは自分ができること
Canでは自分ができること(スキル)を考えましょう。
スキルには①テクニカルスキル、②コンセプチュアルスキル 、③ヒューマンスキルの3つのスキルに分けられます。
例えば、あなたは現職の会社でチームリーダーとしてAIの技術開発をしているとしましょう。その場合、あなたのCanはAI技術開発(テクニカルスキル)とリーダーとしての問題解決力(コンセプチュアルスキル)と育成力(ヒューマンスキル)です。
Mustは会社がしなければならないこと
Mustは会社がしなければならないことです。
自動車メーカーであれば、カーボンニュートラル社会に貢献するためにクルマの電動化を推進するなどがMustに該当します。
ここで重要なことは、CanとMustが重なっているかということです。
CanとMustがまったく重ならないということは自分の持っているスキルと会社がやりたい仕事がずれているということです。
極端な例で説明すると、電気自動車のエンジニアの求人にエンジン開発しかしたことない人が応募しているようなイメージです。また、リーダークラスの求人に20代後半の若手が応募するのもこれに当たります。
このように、CanとMustがオーバーラップしていないと採用担当者にアピールすることは難しく、内定を貰うことはできません。
Willは将来成し遂げたいこと
Willは自分が将来に成し遂げたいことです。
理想は会社の将来のロードマップと自分の成し遂げたいことの2つのベクトルが同じ方向を向いていることです。
例えば、「2030年代になれば完全自動運転車が普及しているので、自動化の技術開発にもAIのスキルを適用したい。」という感じです。
極端なNG例は、「起業を視野に入れているので、5〜10年後には退職を検討しています。」というような、会社の将来と自分の将来がまったく交わらないケースです。
最も重要なのはCanとMustが一致していることです。しかし、Willも意識して志望動機が書けるとより質の高いに志望動機になりますよ。
まとめ
- Can-Must-Willの3つの円がすべてオーバーラップするように志望動機を考えよう!
自分と会社が互いにWin-Winになることを意識した志望動機を書こう
志望動機では、「自分のスキル(Can)があれば、会社がこれからしなければならない技術開発(Must)にも貢献ができます。さらに、自分がその会社に入社できれば将来に成し遂げたいこと(Will)が実現できるんです。」という書き方を意識しましょう。
最も重要なのはCanとMustで、Willは+アルファという位置付けになるので、まずはCanとMustが重なっているかを意識して志望動機を考えていきましょう!
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