補助金終了前に急いで電気自動車購入は危険!EVは下取り価格が低くなる傾向

スポンサーリンク
電動化
スポンサーリンク
スポンサーリンク

電気自動車補助金が10月末に終了見込み

補助金制度でEVが売れている

現在、電気自動車購入補助金「クリーンエネルギー自動車導入促進補助金」の追い風の影響もあり、EVが非常によく売れています

特に、今年の6月に日産自動車と三菱自動車から発売された、国内初の軽自動車のEV(サクラとeKクロスEV)が予想を上回る受注を見せています。

このようなEV人気から、早くも補助金制度が10月末で終了見込みだというニュースが出ています。このため、補助金がなくなる前に急いで買わないと!と焦っている人もいるのではないでしょうか?

本記事は、上記のように補助金制度が終わる前にEVを購入したいと考えている方にとって参考になる内容となっています。

慌てて購入するのは危険

しかし、補助金が切れるからといって、慌ててEVを購入してしまうことは危険です。

EVはランニングコストの安さ、高い静粛性、低速からの力強い加速感などのメリットがたくさんある一方、これまでのガソリン車にはなかったデメリットもあります。

やはり、クルマの購入はマイホームの次に高い買い物です。失敗したは許されないので、少し冷静になって検討してみましょう!

スポンサーリンク

EVのネックは下取り価格の低さ

従来のガソリン車よりリセールバリューが安い傾向

EV購入の1番のネックになっているのは、下取り価格(リセールバリュー)の安さです。これは従来のガソリン車やハイブリッド車の下取り価格よりも低くなっている現状があります。

せっかく補助金を使って安くEVを購入できても、売るときの下取り価格が安ければ結局次の車に乗り換えるときの費用が高くなってしまい本末転倒です。

では、なぜEVの下取り価格は落ちやすい傾向にあるのでしょうか?

原因は搭載されるバッテリの劣化

その原因は、搭載されているリチウムイオンバッテリが劣化することによって、クルマ自体の価値が低下するからです。バッテリが劣化して航続距離が短くなったEVを誰も買いたいとは思いませんよね?

したがって、リセールバリューの安さはバッテリの劣化度合いと強く関係しているということです。ちなみに、バッテリは高温や低温に曝されたり、充放電を繰り返すことによって劣化が進みます。

例えば、EVの先駆け的な存在であった初代リーフはバッテリを空冷方式で冷却していました。空冷方式は冷却能力が低いため、高負荷運転をしているとバッテリが発熱して温度が上がりやすいのです。

そのため、初代リーフのバッテリは劣化が激しく、それに伴って下取り価格も著しく低下しました。

軽EVのバッテリ劣化の進み具合は未知数

日産自動車と三菱自動車から発売されている、軽EVのバッテリ劣化の仕方はまだ未知数です。

現在わかっているのは、空冷方式ではなく冷媒方式を採用しているということです。冷媒方式は空冷方式よりも冷却能力の高さが魅力です。

しかし、カーエアコン用の空調冷媒回路と共用しているため、エアコンを付けているときにバッテリ冷却能力が落ちる懸念もあります。

また、バッテリの劣化は冷却方式だけで決まるものではなく、バッテリの物理特性によっても大きく変わるため、冷媒冷却を採用しているという情報だけで劣化しにくいと結論付けることはできません

トヨタのbZ4Xはバッテリ劣化抑制に力を入れている

トヨタ自動車から発売されている「bZ4X」はバッテリ劣化を食い止めることに力を入れて開発しています。

目標は10年後のバッテリの残存率90%をキープするというものです。これは非常にチャレンジングな目標ですね。トヨタもバッテリ劣化によるリセールバリューの低下を重く受け止めているということですね。

その理由は、リセールバリューの悪さはブランド力の低下につながってしまうからです。一度マイナスな印象が付くと、お客さんはそのメーカーから離れていってしまいます。トヨタはそれを防ごうとしているのですね。

スポンサーリンク

結論

慌ててEVを購入して後悔しないためには、今から売るときの下取り価格の低さを想定しておくことが重要です。

もちろん、今年発売されたばかりの新車のバッテリ劣化具合などまだ誰にもわかりません。しかし、軽EVの場合は、車両本体価格の安さからバッテリ冷却にコストが掛けられないと考えるのが自然でしょう。

そうなれば、数年後売却して次の乗り換えるときに、バッテリの劣化が激しく非常に安値で買い叩かれるということも考えておかなけばなりません。

電動化
スポンサーリンク
スポンサーリンク
モデリーマンをフォローする
スポンサーリンク
転職を経験した現役自動車開発エンジニアの自動車業界転職応援ブログ

コメント

error:Content is protected !!
タイトルとURLをコピーしました